【テーマはハック・改造】ShopBot Camp #1 @KOKKOKの開催イベントレポート公開!

先日、ShopBot Camp#1を株式会社KOKKOKにて開催!初の導入拠点オーナーの元での開催で、盛況に終わりました。今回のテーマは「ハック・改造」です。参加できなかった方にも現場での盛り上がりをお伝えするため、今回も詳細をレポートさせていただきます!
主催の株式会社KOKKOKの田中さんより自己紹介・作品紹介
KOKKOKは、神奈川県横浜市にあるオーダー家具製作・店舗什器製作・木製品販売を行なっている工房で、家具職人の田中さんがほぼ1人で全ての制作を担われています。
普段のお仕事の中でShopBotを使いこなしているKOKKOK田中さん。ShopBotでのものづくりの飽くなき探求心があり、今回のShopBotCampも主催して頂きました。

KOKKOKさんのこれまでのお仕事はこちらのサイトをご覧いただけます。
https://www.fs-kokkok.com/
元々VUILDとは組立や仕上げなどで仕事をする機会がありながら、当時ShopBotを自分で触ることはなかったそうですが、補助金の採択の後押しもあり導入決められました。「自分の代わりに機械に手を動かしてもらいたい」と導入時におっしゃっていたのが印象的です。

手だけでは難しい、CNCルーターならではの3D加工で作られた店舗什器。制作裏話・苦労話も含めて紹介していただきました。


写真:(株)MCクラフト
Brianからのビデオメッセージと「スタンプ」の紹介
ShopBot Tools社のCCO Brian氏から今回ShopBot Camp開催に対してメッセージと、最近制作レポートのビデオをいただきました。実はオンラインで参加したいと連絡があったものの、日程が新婚旅行と重なってしまい、代わりにビデオレターを用意してくれました。
結婚式用オリジナルのナプキン
イラストは手描きで、VCarveの画像トレース(ビットマップトレース機能)を使用。リノリウムを切削し、スタンプ面を制作し、布用インクでナプキンにスタンプしていきます。このナプキンは結婚式の参列者のお土産でもあり、式で見送る際にも使用するものだそうです。


Brianからのビデオはこちらでご覧いただけますので、よかったらご覧ください。
ユーザーによるカスタム・作品紹介
今回は、参加されるユーザーの方に事前にアンケートで、「ShopBotまわりで改造したり、ハックして使っているもの・ShopBotならではのもの」を伺い、それらを発表しあう時間を設けました!

今回のテーマが、「改造・ハック」ということもあり、「バキュームテーブルを改良してみた」「ペンをつけてサインをつくってみた」「消耗品パーツをつくってみた」などのアイデアが見れておもしろかったです。
こちらはTIPSとして別記事の「ShopBot改造ハック/カスタマイズ事例」にて詳しくご紹介させていただきましたので、ぜひご覧ください。
EMARFスキャンのプロダクト先行体験

まだ開発中のため本レポートでは詳細の説明はできませんが、VUILDで開発中プロダクトも先行して体験していただきました。
アグリゲートヘッドをShopBotで動かしてみた!

こちらはVUILDの企画。自らShopBotオタクと称するフィールドエンジニアの岡崎のプロジェクトです。
「ShopBotで丸鋸とかつけたいなー」という話から、アグリゲートヘッド買ってみるか!と始まり、じゃあCampでお披露目しません?と、トントンと進んできたハックプロジェクト。
アグリゲートヘッドとは
スピンドルに取り付けることで、3軸NCルーターでも多軸(5軸)や丸鋸がつけられるようになるなどより多彩な加工ができるようになるアタッチメントです。今回のヘッドは、刃の入れ角度が手動で調整可能なものです。実際の切削動画はこちら

面取り加工とジョイント穴の掘り込みにチャレンジ
アグリゲートヘッドはどなたでも買えるのパーツですが、今回やってみて、「スピンドルの回転方向の切り替えが必要」だったり、「データを用意するのが難しい」などのハードルがありました。こちらは「ShopBotを多軸化するアグリゲートヘッドを使ってみる【実験レポート】」をご覧ください。
ならい旋盤つくってみた!by KOKKOK
このプロジェクトのきっかけは、アグリゲートヘッドの実験をするVUILDメンバーをみていて、「旋盤を定盤の上に取り付ければ、ならい旋盤ができるのではないか」と思い、お披露目機会もあるし作ってみよう!と思い立ったそう。
当日、「まだ完成してないけど今から準備します〜」といそいそと準備を始める田中さん

高速回転する丸棒
ちなみにShopBotにもロータリーインデクサーというオプションがあります。これは旋盤のような高速回転モーターではなく、回転を正確に制御して左右非対称の形状の削りだしができるもの。
「ならい旋盤は通常人がつきっきりになるため、自動化できたらいいな。ShopBotなら型も作らず似たようなことできるんでは!?」と思ったそう。(なお今回かかった材料費は1.5万円ほどとのこと)

定盤に100mm間隔でダボ穴を開けていて、その穴に合うように旋盤マウント台を制作
当日初めて動かす&即席セットアップな箇所もあり、切削は失敗してしまいましたが、果敢に挑戦する田中さんに参加者の方からは刺激を受けました!との声も笑
交流会
お酒や軽食を交えながら楽しんでいただきました。田中さんの工房もところどころに試作品やらジグがあり、「この3D加工の切削ピッチはどのくらいですか?」などユーザー目線での会話から、道具やジグの話、アグリゲートヘッドで実現してほしいアイデアなどで盛り上がっておりました。

試作品を見ながら、ジグや仕上げ方などの情報交換など

榎戸木材さんが作成したボードゲームを実際に遊びながら制作裏話を聞く

今回導入検討中の方も参加いただいたのですが、実際のユーザーの声を聞いたり

お互い刺激を受け合える環境が、新しいものへの挑戦心に
「これからもみなさんの創作物を見たりして刺激を受けて、新しいことにどんどん挑戦していきたい。」と今回の最後を締めてくれた田中さんのお言葉。
これからもShopBot Campは、ShopBotにまつわる方々が集い、刺激を受け合える場所にしていけたらと思っております!
次回の開催は、西日本?
さっそく今回参加していただいたオーナーの方から、拠点で開催したいというお声もいただきました。次は関東ではなく、西日本での開催されそうな予感です!
次回もぜひお楽しみください!
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