加工TIPS
タブを工夫して作業効率をあげる【基本~応用】
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バキュームシステムを導入していない方は、基本的に切り抜き加工には「タブ付け」が必要になると思います。
ShopBotで切削したはいいものの、タブの切り落としや、磨きって、結構手間がかかりますよね、、
そんな「タブ」について、ちょっと作業効率よくなるような工夫をご紹介いたします!
【 VcarveProでのタブのパラメーター設定については< こちら >から 】
【基本!】タブを付ける位置

◎ 直線状のところ
◎ 木端面(無垢材の場合)
× 入隅や凹部分のところ →ペーパーやサンダーが当てにくいです
× 木口面 →堅いので、磨きに時間がかかります
× 接手の仕口の部分 →精度が必要なので、うまく合わなくなる可能性あります
△ 曲線の部分 →形に添って切り落としにくい
タブ付けの数は、少なすぎてもぶれが生じて、飛んでいったり切削面がガタガタになったりしますし、多すぎると切り取りの手間が増えるので、加工物によって適当なバランスで配置したいですね!
【応用!】いろいろなタブ
3Dタブ

タブの接地面積が通常のものよりも小さくなるので切り落としやすくなります。
またタブがつく部分の加工中の刃物の上下移動がスムーズな動きになるので、刃物の切削跡もつきづらく、加工スピードも若干早くなります。
薄くて長いタブ

加工する形状や材料の状態にもよりますが、薄くて長めのタブを付けます。(上の写真は、長さ30㎜厚み1㎜前後)こうすることで、太刃カッターやトリマーなどで簡単に切り落とすことができます。
※注意※
材料によっては、タブが薄かったり小さすぎると、ShopBot加工後、タブを切り離さない状態で材料を移動すると、重みで取れてしまい、材料表面までえぐれてしまうことがあります。動かす前に、定盤の上でカッターやノミで切り離すことをお勧めします。
あえてタブをつけず薄皮残し

あえてタブを付けずに、切削の深さを材料より若干浅くし、完全に切り抜かず、薄皮を残します。後でカッターやトリマーで切り落とします。
捨て板の水平が出ていない場合は、厚く残りすぎたり、切り抜かれてしまったりするので注意です。
さらに、ランプの設定で、[スパイラル]を選択しておくと、徐々に刃物の深さが下がっていくので、残り厚が薄くなりすぎて部材が動いてしまうというリスクを少し減らすことができます。
※ランプの[工具経路に傾斜を追加]は、刃物が材料に入る際の抵抗を和らげ、ブレや刃物の消耗を防げるので、他の加工でもチェックしておくことをお勧めします。
タブを切り落とす道具
タブを切り落とす道具も、選び方によって、切り落とす手間、その後の磨きなどの作業効率が変わってきます。
自分の加工スキルを見極めて、自分に合った道具も選んでみて下さい。
【 難易度 ★ 】
ノコギリ(引廻しノコなど)
ノミ
剪定バサミ
太刃カッター・のこ刃カッター
手工具は、木工初心者や、学校、ワークショップなどのイベントで使用する場合は、簡単に扱うことができ、かつ手軽に準備できるため、おすすめです。

【 難易度 ★★ 】
電動ノコギリ(マルチツールやレシプロソー)
のこぎり状の刃振動するので、力がなくとも簡単にタブを切り落とすことができます。
バッテリー式が取り回し便利でおすすめです。

【 難易度 ★★★ 】
トリマー
トリマービットが高速回転するので、扱いに注意は必要ですが、コロ付の目地払ビットを使えば完全にフラットに切り落とすことが可能で、 効率的に作業を進めたい方にはおすすめです。
コロ付の角面ビットやボーズ面ビットを使えば、同時に面を取ることも!

他にも、据え付けの機械がある場合は、ベルトサンダーやバンドソー、直線の部分は横切り盤なども使えるかと思います。
今回はタブについてご紹介しました!
タブは長さ厚みが自由に設定できるので、制作物に適した自分好みの「タブ」をいろいろと試して探してみてください!
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