加工TIPS

刃物紹介/ Vビット〜看板・サイン・折り曲げ・面取りまで〜

作成日:

2023/3/17

更新日:

2023/3/17

ShopBotやCNC加工で使われる刃物紹介シリーズ。今回はVビットについて紹介します。

用途①「文字・看板加工」

Vビットといえば、まずは看板加工。通常のCNC加工でポケット加工を行うと、内角が丸くなってしまいますが、Vビットは内角になる箇所が丸くならず、デザイン通りに表現できます。

製作:一般社団法人むらづくり新庄村

用途②「図形・パターン」

文字だけでなく図形も表現可能です。V字の溝となるため奥行き感が出て、印象が変わるため、あえてパターン図柄を用意し、Vビットを使って加工すると面白さがあるのでおすすめです。

3つのパターン、それぞれ使用しているVビットの角度が違います。

こちらのサイン看板は、和柄と文字を合わせて加工しています。

用途③「面を取る」

小口の面取りなどにも使用可能です。こちらのテーブル天板は90度のVビットで面取りしています。

90度のVビットを使用

選定ポイント①角度から選ぶ

現在ショップでは、15・30・60・90・120・140度がラインナップとしてございます。V字の角度が15〜140度まで広くあるので、その中から欲しい角度のものを選びます。

文字の加工では、Vビットの角度が鋭角であるほど奥行きが深く出やすくなります。角度の選び方で文字の見え方も変わってくるので、いろんな角度を試してみることをお勧めします。

左が120度・右が60度のVビットを使用

選定ポイント②先端幅(Tip Width)を確認する

Vビットによっては先端幅というものがあります。英語だとTip Widthと表記されているのが多いです。(正確な理由は不明ですが、0.1mmといったTip寸法もあるようですので上の写真のようなVビットだと先端を尖らせるのが製造上難しい・欠ける恐れが高いなどの理由で先端幅を表記しているようです)

下記は先端幅が1mmあるビットで、削り出した和柄パターンです。デザインの線の幅が1.5mm程の細かい加工のため、V字溝というよりも溝が平らにみえます。先端幅のサイズで見え方が大きく変わるため、購入時は先端幅に気をつけて購入することにしましょう。

37-29を使った和柄加工

アルミ板の曲げ加工では、37-29(先端径が約1mmある30度のVビット)の方が、37-61(90度Vビット)よりも、角度は鋭角なのに曲げやすいという事例がありました。

アルミ板の曲げ加工実験・こちらは90度のVビットで加工

先端径がある刃物は現在うちで取り扱いがあるのは2種類のみです。

商品リンク
①シャンク1/4インチ Vビット30度 先端0.09インチ 37-35 ※先端径約2.3mm
②シャンク1/4インチ Vビット30度 先端0.04インチ 37-29 ※先端径約1mm

商品紹介①これを持って置けばOKな汎用&定番品

Vビット90度

シャンクが1/2と1/4インチの2種類あるので、家具などが多ければ大きい方を、小物が多ければ小さいものを選ぶのがおすすめです。

商品リンク
①シャンク1/2インチ Vビット90度 37-87
②シャンク1/4インチ Vビット90度 37-61

Vビット60度

こちらもシャンク径が1/4と1/2インチありますが、昨今の材料の調達不足などの影響で、シャンク1/2の大きいビットが欠品が続いています。

下記はシャンク径1/4インチの商品です。

商品リンク
シャンク1/4インチ Vビット60度 45705

商品紹介②小物系の文字・図形加工ならこれ

細かい文字・図形などの彫刻加工なら15〜30度のVビットをおすすめします。

商品リンク
①シャンク1/4インチ Vビット15度 45611-K 
②シャンク1/4インチ Vビット30度 先端0.04インチ 37-29 ※先端径約1mm

いかがでしたでしょうか?
Vビットは装飾やちょっとしたひと工夫で使うと面白いビットなので、ぜひいろんな種類のビットを使ってみて遊んでみてください。

Vビットの商品一覧はこちらからご覧いただけます。

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