木材以外の異素材を加工してみた【実験レポート&事例紹介】


現在、ShopBotを導入しているオーナーさんは合板や無垢材などの木材加工をメインとされている拠点さんや導入検討者の方が多いですが、樹脂や軽金属を加工できますか?というお問い合わせもちょこちょこ頂いております。
今回、広島で行われたイベント「ShopBotCamp#2」で木材以外の様々な加工実験してみたものや、スライドで紹介させて頂いた事例を、ご紹介致します!
ShopBotCamp#2の開催イベントレポートはこちらから
ダイアモンドドラッグビットで彫刻加工
ダイアモンドドラッグビットを使用して、真鍮、アクリル板、鏡(裏面)を彫刻加工してみました。
先端のダイアモンドチップで引っ搔くことで、材料表面に傷をつけ、文字や模様を彫刻することができます。(引っ掻くだけなので、スピンドルは回転させる必要はありません。)

先端のパーツは替え刃式で、バネが仕込んであり圧力を自動的に調整するため、多少の凹凸のある素材や歪んだような素材でも、しっかりとした均一なラインを簡単に彫刻できます。

真鍮板への彫刻

ハッチングの種類やスパンを変えることで、表情がかわります。

アクリル板への彫刻

鏡の裏の反射面を彫刻加工(銀抜き加工)
アクリルの切り抜きやポケット加工

アクリル加工にはアップカットやストレートのOフルートビットがおすすめです。
(今回切り抜き加工で使った刃物:1/8インチ刃 ストレート O-フルート 43500-K)

文字の彫刻加工

ポケット部分は1/8インチ刃 ストレート O-フルートを、文字周囲やエッジの聞いた部分は30°のVビットを使用。


5㎜厚の乳白色のアクリル板を切り抜き加工。(断面は何も磨いていない状態です)
軽金属(アルミ)の切り抜き加工

1㎜厚のアルミ板の切り抜き加工。1パスの深さは0.1~0.2㎜ずつで、少しづつ削っていきます。同じく、1/8インチ刃 ストレート O-フルートを使ったのですが、バリや切削面のガタつきが結構出てしまったので、固定方法や使用刃物については試行錯誤が必要そうです。
ドラッグナイフを使っての革の加工


最初は革の周囲のみマスキングテープで固定していたので、革が引っ張られてうまく切断できず失敗。2回目は両面テープで裏面をしっかり固定し切断できましたが、切り残しがあったり、曲線が細かすぎたりでうまく再現できない部分があり、もう少し研究が必要そうです。
ドラッグナイフを使えば、革以外にも、段ボールやビニールシートなどカッターの刃で切れるものであれば、切断可能です。
廃プラスチックから成形された板

ShopBotCamp#2参加者のファブラボ安芸高田さんが持参されたもので、ペットボトルのキャップなどを溶かして成形された板を切削しました。
切削している様子を見ると、アクリル板よりは切削抵抗が少なそうな印象でした。
切削屑も持ち帰って、溶かし再度成形すれば、無駄な部分を0にすることも!
自作のジグを使ってドローイング
ペンを取り付けられるジグを自作して、紙や合板にグラフィックを描くことも可能です。

人口大理石(コーリアン)の加工

人口大理石もカットや彫刻などの加工が可能です。
リノリウムでスタンプ製作

ShopBot社のCCOのBrianが、自身の結婚式用のナプキンに押す用に製作したもの
リノリウムVビットで彫刻加工しスタンプ製作した事例です。
ShopBotでは木材以外のさまざまな素材の加工が可能です!
過去にも異素材加工の事例を紹介しています。
ShopBotでの木材以外の様々な素材の加工(アクリル・アルミ・スタイロフォーム・シートなど)
加工する素材や内容によって、適切な刃物と切削条件を設定すれば、いろいろな表現ができますので、記事を参考にしていただきながら、是非いろいろな素材の加工を試してみて下さい!
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