「学校を楽しくする木のものづくり」授業レポート【名古屋市】

2024/12/6

名古屋市南区の市立明豊中学校にて実施された中学生向けキャリア教育プログラムの1プログラムの運営・実施を担当しました!

3日間にわたる授業の様子を紹介させていただきます。

授業の流れ

テーマ「学校を楽しくする木のものづくり」

こちらの動画を再生すると授業のようすが再生できます。

前回プレ授業では、「学校の困りごとを解決しよう」というテーマで実施しましたが、今回はあえて「学校を楽しくする」というポジティブなアイデアテーマ設定での実施にしてみました。

こちらは前回実施時の作品。「ロッカーが狭すぎる」という困りごとを整理棚をつくり解決しました。

前半:実物を触って木と道具を体験

私たちの授業では、なるべくその地域で取れる素材を使うことをしています。森というざっくりとした自然を身近に感じてもらえるよう、隣の岡崎市で林業を中心に活動する「もりまち」の皆様にご協力いただき、実際の製材前の丸太・木の葉っぱをお借りしました。

ヒノキと杉、両方を用意していただき、匂い・手触り・見た目の五感を使って違いを体験してもらいました。

出張授業ということでShopBot Desktopを持ち込んでの授業。この日は、このマシンで加工した木のコースターづくりをしました。

中盤:ゲーム感覚でアイデアブレスト

楽しい時っていつ?
楽しくない時っていつ?
それぞれのシーンを思い出しながら、楽しくするアイデアを考えてみます。

アイデアは、みんなに伝えやすいようスケッチに落とし込んでいきます。それぞれのアイデアのよいところを集めて、つくるものを決めます。

後半:アイデアをプロトタイピング(試作品づくり)

ShopBotだけでなく紙やねんどを使って、「プロトタイピング」していきます。

今回は時間が限られていたため、サポーターがデータづくりをお手伝いしました。

ShopBotで1作品10-15分ほどで切削していきます。

切ったパーツの切り分けや、仕上げの磨き作業は各々グループが担当していきます。

実際に使ってみて修正したり、ルールを決めたり、最終発表に向けて準備を進めていきます。

発表形式は自由としましたが、実際のつくったものを使って劇をしてくれたり、実際に使うときの様子を再現しながら発表したりしてくれて、ワイワイ盛り上がりながらの発表となりました。

みんなの作品

作品1:仲良しの友達・恋人とゆっくりできる「ベンチ」

校内に「ゆっくり座れるベンチがない!」という話から、いろんなベンチのアイデアが出ていたチーム。

時間の都合で学校の椅子をカスタムするデザインになりましたが、いろんなアイデアをペーパープロトタイプやスケッチで見せてくれました。

作品2:雨の日、教室で遊べるボードゲームをつくりたい

このチームは「雨の日、外で遊べないけど、教室で遊ぶものがないから困っています!」とテーマ決めが早かったチーム。教室で遊べるゲームとしてボーリングゲームを作りました。

作品3:日常で使える便利な学校グッズ「出席表&ジェンガで勉強」

こちらのグループはとにかく「授業を楽しくしたい」というテーマでいろんなアイデアが出ました。なかなかみんなのアイデアをまとめられない中、じゃあ全部のアイデアをくっつけちゃえ!とできたのがこちら。

まずは出席票。授業の教室に到着したら、自分の出席番号のところを変更します。授業開始を楽しむアイデアグッズです。

2つめはジェンガ。出席確認のブロックを積み重ねるとジェンガとして遊べます。引いたブロックに書かれた数学や英語の問題を答えないといけない遊びながら学べるジェンガになっています。

作品4:毎日の勉強を楽しくする「達成すごろく」

「日々の勉強を楽しくするにはどうしたらよいか」というテーマで進んだこちらのチーム。コツコツ勉強や宿題をするために、すごろくゲームを考えました。

ルールもしっかり考えて発表してくれました。

最後に

デジタルものづくり講座は、最先端の技術体験だけじゃない

「ShopBotってなんでもつくれるんでしょ?」「デジタルの最新技術を体験してもらいたい!」などのご依頼ももちろんありますが、デジタルものづくりでできるプログラムは最先端の技術体験だけではありません。

今回はキャリア教育というテーマで実施させていただきましたが、キャリア教育には起業家精神を育むという意図もあるとお聞きしました。

そのため、ものづくりだけにフォーカスせず、「自分たちで考えたアイデアを形にし、人と相談しながら、素早くアウトプットする」というプロセスを中心に設計させていただきました。

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企業や教育機関と連携し、ShopBotを活用した実践的な研修プログラムを企画・実施しております。このプログラムでは、子どもから学生、社会人までを対象に、デジタル加工技術の基礎から応用までを楽しく学べる内容をご用意しています。

参考リンク
・デジタルものづくり研修

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