次回も乞うご期待!日本国内初「ShopBot Camp」開催レポート

12/8(木)に実施された国内初開催のShopBot Camp!短い募集期間ではありましたが、多くのShopBot使い・愛好者のみなさまに参加していただき、盛況に終えることができました。参加できなかった方のためにも写真多めで現場の熱狂をレポートさせていただきます!
ShopBot 社CCO Brianさんのプロジェクト紹介

ShopBot 社CCO(Chief Communication Officer:最高顧客責任者) Brianさんは、元々はエンジニアとして入社し、Handibotという持ち運びできるShopBotの開発を担っていました。(※Handibotは現在生産停止中)そのため、エンジニアとしても経験豊富な方です。
元々車をDIYで改造してバンライファーとして国内中を旅をしていました。自然の風景を旅をしながら見つけて写真を取ったり絵を描いたりすることが好きという人柄の伝わってくる自己紹介から、今回もってきてくれた作品についての紹介をしてくれました。
CNCとレーザーカッターでつくる3D地図です。

DEMファイルという地形情報データ用のファイルから制作しました。日本だと国土地理院によって3Dプリンタ用の使いやすいファイル系式でダウンロードできる無料のデータベースがあります。欲しい範囲の3Dデータをこちらでも手に入れることができそうですね。
加工から仕上げまで、下の動画でまとめてくれました!ShopBotのHandibotを使っています。地形データの凹凸を切削したあと、CNCのスピンドルをレーザーカッターに置き換えできるモジュールを使って、文字を彫刻しています。そのあとペイントして着色しています。
※アメリカのテキサスにあるJ techという会社が、3DプリンタやCNCマシンにアタッチできるレーザーモジュールを販売しているようで、今回はこちらを使ったとのことです。一般的なレーザーカッターとの違いとしては、PWM制御ができないのでラスター彫刻ができないそうです。カットの動きでパワーを浅くすることで文字の加工はできます。
ShopBot 社エンジニア Joeさんのプロジェクト紹介

JoeはShopBotで働いて14年。元々は販売プロダクト管理のチームにいましたが、4年ほど前からエンジニア開発チームに異動したそうです。今回みせてくれたのは、奥様のために作った「Believe」と書かれたというこちらの看板。(アメリカではクリスマスの時期にいろんなところでみられる言葉だそうで、装飾品として飾られるそうです。)
加工中にマスキングテープを貼ることであとでペイントしやすくなるテクニックや、立体的に見せるためにインレー加工(ポケット加工した箇所にピースをはめ込むテクニック)したことなどを見せてくれました。


作品を持ってきてぜひ見せたいと思ったけど奥様に「傷付けそうだからやめて!」と断られたと、会場を笑わせてくれました。
参加者の自己紹介
ShopBot普段使っている人、同じ会社で働いているデザイナーから、導入して絶賛組立途中の方、これから導入する方など、多方面の方が参加してくれました。
今回は急遽開催になってしまったので、それぞれのやっていることや参加動機などを簡単に自己紹介していただきました。(ぜひ今度からはShopBot社メンバーのように作品発表の場にしてみたいですね!)

工務店・木工所・教育関係・デザイン設計事務所などいろんな業種の方が参加してくれていました。遠い方は、鹿児島・関西の方も。遠いところから皆様ありがとうございます!
VUILDのEMARF事業チームの自己紹介
VUILDからもEMARFに関連するサービスについて、今までやってきたこと、これからやってきたいことを紹介させていただきました。まずはEMARFの加工チームを牽引し、個人の趣味のものづくりから、仕事としての内装設計・什器制作、そしてワークショップと多岐に渡り担当している木村から。

木村「僕たちEMARF法人チームはクライアントと一緒に手を動かして挑戦、実験し、場や空間に対するオーナーシップを醸成する共創型モノづくりをコンセプトにしています。shopbotの特性を生かし、ラピッドな検討とWSを用いて、クライアントを巻き込みながら、製作を行っています。」
(この半年間の事例を紹介しながら)
「全国で案件があるため、施工場所の近隣地域で分散加工をお願いすることもあれば、施工パートナーとして一緒に現場に入ることもあります。また地場材の活用したい相談をすることもあります。より良いプロダクトをつくるためにコストを抑える加工方法の相談、材料調達、仕上げや現場施工など、制作の早い段階から参加していただけるパートナーを探しています。ぜひご協力していただける方がいればお声がけください!」
私も横でいろんなプロジェクトが進んでいくのをみていましたが、本当に多岐にわたる依頼があり、内容によってはわたしたちも初めてのケースがあるため、経験や知見のある方にご協力いただけるのはとても頼もしいなと思っています。
当日参加できなかった方も、このような連携に興味あれば、サポートもしくはセールス担当者までお気軽にお問合せください!
次にこの夏から始まった”設計者のための学びと実践の場”「EMARF CONNECT」についてリーダーの沼田さんから。

沼田「EMARF CONNECTは設計者のためのサービスで、現在約130名のデザイナーが所属しています。ShopBotを持っていない人でもウェブからShopBotを使った加工依頼ができるEMARFですが、これまではCNC加工のテクニックや事例について学べる場所がなく、ハードルを取り除くためにできたデザイナー向けのサービスです。
夏にはLAC八ヶ岳でキャンプギアを1泊2日のワークショップをしたり、先日は長野県松川町へ森林ツアー&メイカソンを行ったり、鎌倉でストリートファニチャー制作のワークショップをしたり。ShopBotでのものづくりをベースに多様なプロジェクト企画をしています。年明けには新しいプランをリリース予定で、より多くの方がこの場に参加でき、多方面のジャンルの実践ができるように準備しています。ShopBotを使ったものづくりに興味がある方はぜひご参加ください!」
設計者としてのスキルアップやShopBotを使った活動に興味がある方は、さまざまな個人のデザイナーが集まり、プロジェクトが立ち上がっていくEMARF CONNECTがおすすめです。現在導入拠点向けのサポートプランではEMARF CONNECTのライセンスが3名分無料となる特典がございますので、ぜひご活用ください!
振動ナイフのデモンストレーション

今回のメイン振動ナイフのデモを実施。最近販売開始した新商品のようで、VUILDメンバーも初めてみるツールでドキドキワクワクでした。こちらは、既存のマシンにアタッチメントとして取り付けることになります。
今回私たちで用意させていただいた素材は、Brianさんも切ったことがない素材が多いとのことで、その場でスピードの設定などをいじってみてチャレンジしたりしました。こちらはポリエチレンのカラースポンジ。柔らかすぎず硬すぎずな素材が相性いいようです。

アメリカでは梱包クッション材のカットに使用しているそうです。他にも、「硬質フェルト」や「チップウレタンクッション」「スタイロフォーム」をカットしてみました。
振動ナイフについては別の記事の方で、動画も入れて細かく紹介させていただいておりますので、そちらをご覧ください。

質疑応答・懇親会へ
VUILDプチ工房ツアーを行い、懇親会へ。立食で自由に歓談時間ですが、みなさん不思議とShopBotの前に集まっていたのが印象的でした!スタッフも参加し、久しぶりにお会いできた方も多くおり、近況報告をお伺いできました。「あれ、この近くなら◯◯さんいらっしゃいますよ!加工の相談できるかも。」というお話になって、その場でお繋ぎできたり、リアルならではの交流ができたのかなと思います。

急遽決まった開催ではありましたが、たくさんの方に足を運んでいただきありがとうございました。
今後また定期的に開催していこうと思います。川崎だけでなく、地方でも開催できたらいいなと思いますので、「ぜひうちにおいでよ!」というオーナーさんがいればお声がけください!
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