走るデジタル木工室 「morimobi」登場!名古屋市キャリア教育授業を担当

名古屋市教育委員会のキャリア教育プログラムの一環として、中学1年生を対象に、デジタル技術を活用した「学校を楽しくするものづくり」ワークショップを担当させていただきました。
今回登場したのは、愛知県岡崎市の AndForest が取り組む、
卓上型の小型ShopBotを搭載した、「走るデジタル木工室『morimobi(モリモビ)』」
「森と都市をつなぐ」というコンセプトのもと、都市の学校に森の素材とデジタル加工技術を届ける取り組みです。

山でとれた材料を、都市で使っていく
当日は実際に使用する木材の丸太や葉っぱを持ってきていただき、「目でみて・触って・嗅いで」・五感で森を知る体験もしていただきました。ひのきと杉を用意して、香りの違いも知っていただきました。
デジタル加工の前に、まずは素材そのものと向き合う時間を大切にしました。

※こちらは昨年度のようすです
「学校を楽しくしよう」プロダクト開発にチャレンジ
テーマはシンプルに、「学校を楽しくする」
アイデアブレストから始め、グループで対話しながら発想を広げていきます。
私たちのプログラムは、「つくること」だけが目的ではありません。
課題を見つける
アイデアを出す
形にする
伝える
この一連のプロセスそのものが学びです。

※こちらは昨年度のようすです
プロジェクトの概要(昨年実施時のインタビュー)
今回の授業で発明されたプロダクト
作品1:校長先生の足ツボバランス
地域材でつくった足ツボパーツがいい感じに足裏を刺激してくれます。足裏を刺激してくれます。実はこのチーム、アイデア出しの段階で別の発想をしていましたが、対話を重ねた結果として、先生の健康を考えたバランスボードに着地しました。


強度が必要な躯体は合板を、ツボパーツは地域材を使用
作品2:テスト期間の交流ツール「ヒント掲示板」
「テストが楽しくない!」という声から生まれたコミュニケーションツール。
ヒントや質問を書いてポストすると、先生が回答してくれる仕組みです。
学校の机にぴったりはまる投函口をデザインし、机そのものを目安箱にアレンジしました。

作品3:授業中、生徒を指名するときのツール
出席番号での指名は順番が偏りがち。
そこで、ボールを入れると番号が決まる仕組みを制作。
左側にはホワイトボード機能もつけ、
ヒントを書き込める工夫も加えました。

作品4:みんなで反省会!ホッとする灯篭ランタン
畳スペースでみんなが集う時間に、
温かい光があったらいいのでは?というアイデアから生まれました。
実際に使ってみると、
自然と人が集まり、空間がやわらぎます。
“ホッ”とする体験そのものが、プロダクトになりました。

本プログラムは2日間にわたる全6コマの授業で短い時間の中でしたが、それぞれ素敵な作品ができました。
キャリア教育におけるShopBotの役割
私たちが扱う木工は、図工や技術科と素材自体は変わりません。
しかし、ShopBotは単なる加工機ではありません。
アイデアを社会につなぐツール
頭の中の構想を、提案できる形に引き上げる装置
データがあれば、複雑な形状も精度高く再現できます。それは「考えを社会に提示できる力」を持つことでもあります。
発表時には「実際に使ってもらいたい人に提案してみよう」という声も上がり、授業の枠を超える広がりも生まれました。
つくることを通して、社会と関わる力を育てる
大切なのは、完成度の高さではありません。
自ら問いを立てる
仲間と対話する
行動する
社会に提案する
その経験こそが、キャリア教育の核だと考えています。
「morimobi」出張デジタル木工室へのご依頼お待ちしています

「morimobi」は、森をフィールドに、
木育
森林体験
デジタルものづくり
など多様なアプローチで森との関わり方を提案しています。
「地元の木を使いたい」
「1日体験ワークショップをやりたい」
など、内容はカスタマイズできます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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